
小倉駅(JR九州・鹿児島本線、北九州高速鉄道)
2004.4.21 現在
1891(明治24)年、九州鉄道の駅として開業。開業当時は現在の西小倉駅に所在していた。旧国鉄の民営化によりJR九州が管轄する南側の在来線部分とJR西日本が管轄する北側の山陽新幹線部分とに分離された。ここでは北九州高速鉄道の駅を内包するJR九州の駅舎に限って取扱う。
現在の駅舎は4代目で1998(平成10)年に改築された。1985(昭和60)年に開業した北九州高速鉄道(モノレール)はこれを期に新しい小倉駅に延伸された。設計はKAJIMA DESIGN(鹿島建設)。
地上14階、地下3階。中層の2棟の上に高層の一棟が乗るように構成され、これら全体が駅構内を跨ぐ。中層棟の西(向かって左側)がショッピングゾーン、東(同、右側)及び高層棟がホテルとして使用される。このシンメトリーの構成は「都市のゲート」をイメージしており、中層棟と高層棟の装飾や色彩を差異化することによってそれを一層強調している。
建物中央の2〜5階は、幅40m・高さ15mの規模をもつ自由通路となって駅の南北を貫いている。この自由通路部分に向かって、駅の南側のメインストリート・平和通から複線のモノレールが導かれている。北九州高速鉄道(モノレール)の小倉駅はこのモノレールの終端、自由通路の中空に設置されている。この「駅内駅」は自由通路上(建物の4階に相当)に切符売場や改札口を置き、その上部(建物の5階に相当)に島式ホーム(1面2線)がある。
また、この自由通路の内部には円形の市民広場が設けられている。ここは大きな円形のトップライトを掲げ、建物内部の暗い空間の中に光を採り入れている。広場はJR九州の改札口や切符売場と直結しているため、待ち合わせの利用者も多い。広場を通り過ぎると北口(新幹線側)に至る。
自由通路は駅舎の外側で駅前広場のペデストリアンデッキと直結する。ペデストリアンデッキは駅前広場のバスターミナルやタクシー乗り場に繋がる。
ホームは在来線が@〜G番線まで並ぶ4面8線、新幹線はJ〜M番線で2面4線。